韓国福島視察団の訪日「汚染水点検」 韓国野党「見学団に過ぎない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.22 06:57
主要7カ国(G7)首脳らが7月に予告された福島汚染水の放流に関連して「国際原子力機関(IAEA)の安全基準と国際法に合致して行われ、人間と環境にいかなる害も及ぼさないようにするためのIAEAの独立的な検証を支持する」という声明を20日、発表した。G7共同声明は「日本が科学的証拠に基づいてIAEAとともにする透明な努力を歓迎する」という文言も盛り込まれた。ただ福島原発関連内容が減り「日本が国際社会と緊密に疎通しながら開放的で透明な態度で計画を進めることを勧める」という内容は抜けている。G7首脳らがIAEAの検証を通じた福島汚染水の放流に力を入れる声明を採択したのだ。同日、サミットの晩餐会には福島産日本酒が提供された
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が7日、岸田文雄首相の訪韓当時に合意した福島汚染水視察団が5泊6日の日程で21日現地に出国した。視察団長のユ・グクヒ原子力安全委員長はこの日、仁川(インチョン)国際空港で取材団に「どこにも偏らず科学的な根拠と基準を持って安全性を確認していく」とし「徹底的に準備しただけに、徹底的に点検する」と話した。IAEA加盟国の中で汚染水処理の過程を直接確認するために視察団を派遣したのは韓国が初めてだ。