WP紙「岸田氏の『核兵器のない世界』の目標、サミットで成果出すのは容易でない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.18 16:45
19日から3日間にわたり広島で開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)と関連し、日本の岸田文雄首相が世界の核軍縮に向けた実質的な案を導出するという目標を立てたが、現実は容易でないとワシントン・ポストが17日に報じた。
同紙はサミット開催地である広島が1945年に人類初の原爆投下地であると同時に岸田首相の出身地だと紹介した。メディアによると岸田首相はこれに先立ち2020年に著書『核兵器のない世界へ 勇気ある平和国家の志』で、幼少時に祖母から聞いた広島原爆の惨状が政治経歴の原動力になったと明らかにした。8日に韓国を訪れた岸田首相は「今回のサミットの成果として『核のない世界』に対する現実的で実践的な対処を入れたメッセージを国際社会に見せたい」と説明した。