【岸田首相・洪錫炫会長特別対談】「韓日新時代、過去史対立から未来協力にパラダイム転換」=朴チョル熙国立外交院長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.15 17:11
日本の岸田文雄首相と洪錫炫(ホン・ソクヒョン)中央ホールディングス会長の対談内容に対する韓日関係専門家の評価を聞いた。柳明桓(ユ・ミョンファン)元外交通商部長官、申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使、朴チョル熙(パク・チョルヒ)国立外交院長に、15日に報道された中央日報の対談記事を紹介し、彼らが注目したポイントを探ってみた。合わせて韓日関係が新しい時代に進むための課題と今後の両国関係の見通しについても率直な声を聞いた。
朴院長は、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はこの1年間、『韓日関係が最も良かった時期に戻らなければならない』という点を強調したが、岸田首相が今回の対談で『日韓新時代を切り開いていきたい』というメッセージを発信したのは、さらに一歩踏み出して方向を設定したという意味がある」と評価した。続けて「過去史に閉じ込められていた対立関係から未来が開かれている協力に進むためのパラダイム転換に対し韓日首脳の共感が形成された。両国のすべての国民が韓日関係改善の果実を体感できるようにする後続措置にも弾みが付くだろう」と話した。