中国は秋から新学年が始まる。夏に卒業する大学生はすでに就職戦争に突入した状態だ。ところが昨年もそうだったが今年もまた大卒者に文革当時流行した“山に登り田舎に帰る”「上山下郷運動」を勧めていて注目が集まっている。中国メディアは今月初め、習近平国家主席による一通の手紙を公開した。中国農業大学に通う学生代表が先に手紙を送り、これに対して習近平が返事をする形を取っている。
習近平は手紙で「皆さんが田畑と農家に深く入って働き、民生を理解して学問を練磨していて私は非常にうれしい」と書いた。続いて「皆さんが手紙に書いているように、中国の郷土深くまで入ってこそはじめて、何が事実求是(事実に基づいて真理を求めること)であるかを、またどうしたら群衆に寄り添うことができるのかを深く理解し、青年は進んで苦労するべきだという言葉は実に素晴らしい。新時代の中国青年は当然このような精神を持つべきである」とした。