K-POP第4世代ガールズグループ全盛時代…ありがちなラブソングは歌わない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.10 10:33
大衆音楽評論家のキム・ジャッカ氏は「主にステージパフォーマンスに重点を置くガールズグループにはガールクラッシュ(同性から見て憧れるような魅力)や堂々としたコンセプトのほうがぴったりくる。あえてセクシーコンセプトというフレームで自分たちを縛る必要がなくなった」と説明した。大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は「ガールズグループのファン層がかつては男性中心だったが、最近は女性ファン層も厚くなった」とし「アイドルのコンセプトは主消費層であるファンの志向に沿うほかないが、彼らが性的なアピールを入れたメッセージを望まない」と解説した。
独特の世界観でファンとコミュニケーションを図ってきたAespaは今回の3rdミニアルバム『MY WORLD』で現実世界での復帰を選んだ。以前の「KWANGYA(クァンヤ)」という仮想世界から出てきたのだ。キム・ドホン氏は「今回のアルバムはイ・スマン前総括プロデューサーとの経営権紛争が終えた後のSMとして最初のプロジェクトであることから既存の世界観から抜け出して自由で異色のイメージを試みたようだ」と話した。