「北朝鮮の豊渓里4番坑道工事、追加核実験の布石…兆候はなし」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.09 14:39
北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)核実験場4番坑道補修工事の動きを見せるのは追加の核実験を念頭に置いた布石だと、元国際原子力機関(IAEA)事務次長が診断した。ただ、北朝鮮の7回目の核実験は3番坑道で実施されるはずだが、まだその兆候はないと評価した。
IAEA事務次長を務めたスティムソンセンターのハイノネン特別研究員は8日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送との電話で「北朝鮮の7回目の核実験が実施される場合、その場所は4番坑道ではなく3番坑道になるはず」とし「豊渓里核実験場の復旧情況が発見されて以降、多くの作業が3番坑道近隣で行われ、はるかに進展した核実験準備状況を見せている」と述べた。