【コラム】貪欲の時代、バフェットの助言=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.09 10:28
2006年10月、投機勢力は京畿道坡州(キョンギド・パジュ)にある中小企業に視線を向けた。自動車などさまざまな機械に使われるベアリングを生産する会社だった。四半期売り上げは50億ウォン台、営業利益は赤字だった。投機のおかげでそれほど特別でもないこの会社の株価は毎日2~6%ずつ上がった。普通の株価操作対象企業が虚偽の情報などで連日ストップ高を記録するのとは異なる流れだった。この会社の株価が連日上がると個人投資家が集まった。会社が「株価に影響を与える事案はない」と公示したが効果はなかった。
「無差別投資」が始まると株価は手が付けられないほど上がった。投機勢力が株を売っても個人投資家はさらに集まった。株価は6カ月で1000ウォン台から5万ウォン台に垂直上昇した。時価総額も5000億ウォンを超えた。結局検察が捜査に入り、6カ月の投機作戦は幕を下ろした。株価は1カ月で2000ウォン台まで落ち込んだ。