【社説】尹大統領の訪米に中傷・擁護を越えて与野党が膝を突き合わせねば
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.01 09:47
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が5泊7日間の米国国賓訪問の日程を終えて帰国した。今回の訪米では、北朝鮮の核・ミサイルに対抗して拡張抑制強化案を盛り込んだ「ワシントン宣言」が導き出された。韓米が「核協議グループ」(NCG)を新設し、核関連情報を共有して企画と実行を定期的に協議するという内容だ。尹大統領は韓国大統領としては10年ぶりの米議会上下院合同演説で、70年の韓米同盟の成果と未来を指摘し、数十回起立拍手を受けた。バイデン米大統領は尹大統領の帰国に合わせて「韓米同盟は自由など信念を共有することから生まれた」と力説した。
にもかかわらず、訪米の成果に対する与野党の反応は全く違う。国民の力は、両国の未来世代の機会と繁栄に向けた新しい旅程が始まったと歓迎した。反面、共に民主党は「対国民詐欺外交」と酷評した。「事実上、米国と核を共有していると感じることになるだろう」〔大統領安保室の金泰孝(キム・テヒョ)第1次長〕、「最初の核共有宣言文」〔国民の力の朴大出(パク・テチュル)政策委議長〕という与党の説明に対して、ホワイトハウス側が「核共有とは考えない」と否認したためだ。米戦略原子力潜水艦の訪韓の実効性に疑問が提起され、日本より制限の多い「韓米原子力協定改正」の推進も難しくなったという見方もある。それだけに、政府が過度に成果に集中するのではなく、後続作業を忠実に行うことがさらに重要だ。