【噴水台】限韓令の悪夢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.24 15:01
6年前だ。ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテ百貨店の出入り口の近くに「因為理解所以等待」という中国語のポスターが張り出された。このポスターはデパートの主要な場所に配置され、蚕室(チャムシル)ロッテ百貨店、明洞(ミョンドン)セブンイレブン小公店にも登場した。どれも中国人観光客が集まっていた場所だ。該当の文面は「あなたのことは理解しているので待っています」という意味だ。当時ロッテは韓国政府のTHAAD(高高度防衛ミサイル体型)配備のために大きな苦労を強いられていた。焦る心で国内の売り場に広報物を張り出した。
2016年9月、政府はTHAADの敷地として慶尚北道星州郡(キョンサンブクド・ソンジュグン)にあるロッテスカイヒル星州CCを指定した。中国は直ちに報復に出た。韓流を禁じるという「限韓令」だ。中国は「韓国企業叩き」に乗り出し、ロッテがその最初のターゲットとなった。中国ロッテマートは一年中消防点検・税務調査などの抜き打ち取り締まりに苦しめられ、112カ所の店舗が閉店に追い込まれる状況に達した。中国瀋陽・成都に造成中だった複合団地(延べ面積44万坪)のロッテタウンの工事も中断された。