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【コラム】北朝鮮の先制核攻撃、どれくらい可能なことか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.21 11:50
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北朝鮮の核ドクトリンは昨年さらに攻撃的で核兵器先制使用権利を主張する方向に変化した。13日に北朝鮮が発射した固体燃料大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」は技術的力量が大きく改善したことを見せ、これは朝鮮半島の安全保障により大きな脅威になることを意味する。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は昨年4月、北朝鮮の根本利益を侵奪しようとすれば核兵器を先制使用することも可能だという趣旨で発言した。北朝鮮に対する攻撃を抑止・撃退することを目的とするという2013年の核武力法制化とはかなり違う方向だった。昨年9月に発表した核武力法制化第6項では核兵器先制使用の可能性を明示した。

 
その後、状況はさらに悪化した。先月27日、金委員長は「我々がいつでもどこでも核兵器を使用できるよう完ぺきに準備すべき」とし「攻勢的態勢」で核兵器使用を準備するよう注文した。今月13日の固体燃料ICBM発射当時には「致命的、攻勢的な対応が必要だ」と述べた。攻撃に対する単純な対応でなく、核兵器の先制攻撃の可能性を強調する傾向だ。

北朝鮮が自ら付与した核兵器の先制攻撃権をいつ使用するかは依然としてあいまいだ。北朝鮮は自身が定めた緩い基準に基づき、攻撃を受けなくても核兵器を先制的に使用する権利を持つと言い張っている。これまでも懸念されてきたが、今はいつよりもそうだ。新形コロナ長期封鎖による打撃、深刻な食料不足などで北朝鮮が不安を感じているからだ。国際社会で北朝鮮を支持してきた中国とロシアは北朝鮮に関心を向けられずにいる。北朝鮮が困難に直面しても中国・ロシアがすぐに動けるかは確実でない。北朝鮮が主権を守るという名分で誤った判断をしかねない状況だ。

なら、北朝鮮が主権冒とくや内部崩壊に対する自暴自棄の対応で韓国や米国に対する名分のない核攻撃を敢行する可能性を懸念しなければならないのだろうか。少なくとも金委員長の言葉をみると、北朝鮮はこうした可能性を認識しているようだ。しかし幸い、次のような4つの理由でこうしたシナリオが現実になる可能性は非常に低い。

1つ目、流出した米国の機密文書によると、北朝鮮の実質的核力量は質的な側面で改善があったが、依然としてミサイル基数が量的に不足する。北朝鮮はまだ戦術核弾頭の実験をしたことがない。虚勢の裏には核戦争をする力量がないという自覚が存在する。

2つ目、最近の北朝鮮の核ドクトリンは一貫性がない。金委員長の激高した言葉にもかかわらず、昨年9月に発表した核ドクトリン第5項(非核国が他の核兵器保有国と野合して侵略や攻撃行為に加担しない限り、この国を相手に核兵器で威嚇、使用しない)はそのまま残っている。対北朝鮮攻撃に加担しなければ韓国を相手に核兵器を使用しないということだ。もちろん核保有国の米国は論外だ。

3つ目、ウクライナ戦争はミサイル防衛システムの効果を立証した。おそらく北朝鮮の軍事戦略家は空中で迎撃されるロシア軍ミサイルを見ながら戸惑ったと思われる。米国と韓国は高度化したミサイル防衛体系を確保しているが、北朝鮮はほとんど一つもないからだ。

4つ目、強い抑止力だ。北朝鮮が韓米を攻撃すれば残酷な結果につながるはずだ。一部では、果たして米国がソウルのためにサンフランシスコを危険にさらすだろうかという見方がある。しかし、果たして北朝鮮が金委員長の宮廷のような邸宅とヨット、平壌(ピョンヤン)の労働党庁舎を犠牲にする準備ができるだろうかという質問も同じようにできる。

こうした4つの理由で我々は安心することはできるが、北朝鮮が先制核攻撃を敢行するかどうかは金委員長の手にかかっている。金委員長がこうした理由を理解しているかは分からない。北朝鮮の幹部が金委員長の自尊心に逆らって核兵器使用がもたらす問題と結果を直言するはずはない。したがってこうした要因は北朝鮮の軽率な行動の可能性を低めることはできても、完全に除去することはできない。

ICBM固体燃料発射の歓喜が消えれば、金委員長も興奮を沈めて、敵を殲滅することよりも住民の食料問題に集中することを希望する。核戦争が勃発すれば幼い娘キム・ジュエにどんなことが生じるかも時々は考えることを望む。

ジョン・エバラード/元平壌駐在英国大使

◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。

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    イラスト=キム・ジユン
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