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【韓半島平和ウォッチ】日本人の人間らしさと日本の国家らしさを問う(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.21 09:38
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◆韓国国民は岸田首相の言葉を待つ

5月に広島で開催されるG7以降、岸田首相の答礼訪問があると予想される。韓国の国民は岸田首相が何を話すのかを待っている。韓国が要請してきた誠意ある呼応を岸田首相が決断すれば、歴史和解の速度は速まるだろう。

 
半面、進展した表明がなく、ただ晩餐を楽しんで帰るなら、尹大統領の決断は色あせて、歴史の和解は視野から遠ざかるはずだ。私は現在のところ岸田首相は答礼訪問で韓国が快く納得できるほどの呼応の表現はしないとみている。そのような岸田首相と日本の国民に私の考えを伝えたい。

日本は尹大統領が開いておいた歴史の和解に応えなければいけない。そのためには韓国人が日本に何を問うているかを知らなければいけない。関係改善を望む多くの韓国人は今すぐ植民支配の不法性を認め、請求権協定で十分に処理されなかった事案に対する法的責任を負い、それに見合う金銭的賠償をしろというのではない。

韓国人の心の奥底には日本の植民支配が正しくなかったという歴史的不正義に対する意識が刻まれている。内鮮一体という美名の下、朝鮮のアイデンティティを否定して行った罪悪は、いかなる条約や協定、謝罪と賠償でも消えず、覆われるものでもない。それ自体はいかなる和解でも許されるものではない。日本という国家のアイデンティティの一部を構成していて人類共同体の歴史が存在する限り、日本が負って行かなければならない永遠の荷だ。

国際法の日陰でしばらく休んでいくことはできるかもしれないが、他の誰もこの荷を減らしてくれることはなく、流れた時間がこの荷を取り除いてくれることもないだろう。これが植民支配が残した被害者意識に基づくトラウマとは異なる、韓国人の精神世界に由来する国民感情の一部だ。

韓国人はこうした意識に日本人が共感するかを問うている。さらに理解を表明して共感の意を伝えることが個人的には人間らしさの表出であり、首相の地位から出る国家らしさの表現だと韓国人は考える。

◆メルケル首相が拍手を受けた理由

訪韓を控えた岸田首相に、アンゲラ・メルケル元独首相の思考と行為は示唆する点があるはずだ。2008年にメルケル氏はイスラエルの国会でドイツ首相として初めて演説した。6人の議員が抗議し、議事堂を出て行った。

メルケル氏は謙虚に飾らない演説を続けた。「文明を拒否した事件のホロコーストは多くの傷を残し、その傷は今日まで癒えていない。東ドイツで育った私はドイツの歴史的責任とイスラエルという国家を完全に認めて受け入れるまでは40年以上の時間がかかった。まさにこの点で私はこの歴史的責任が私の祖国ドイツの存在理由の一部という点を明白に強調したい」。演説が終わると、イスラエル議員とホロコースト生存者として参加した聴衆は席を立って拍手を送った。

岸田首相が韓国人にどんな姿を見せるかは本人しだいだ。日本人の品格と日本の国格を表す岸田首相の言葉と行為は韓日関係史で一つの分岐点になるだろう。

朴鴻圭(パク・ホンギュ)/高麗大政治外交学科教授

【韓半島平和ウォッチ】日本人の人間らしさと日本の国家らしさを問う(1)

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