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【コラム】台湾海峡の危機高まる、韓半島への飛び火に対応を(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.20 11:53
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馬夫大が率いる清国の先鋒騎馬隊が凍結した鴨緑江(アムノッカン)を渡ったのは1637年1月3日のことだ。清軍は朝鮮軍が守る山城ではなく南に向かった。そして5日後に首都の漢陽(ハンヤン)に入った。17世紀版「電撃戦」だった。

侵攻の報告を受けて江華島(カンファド)で避難しようとしていた仁祖は清軍に道がふさがれると南漢山城(ナムハンサンソン)に方向を変えた。そして1カ月間ほど籠城したが、2月24日に降伏した。勤王軍が清軍にすべて敗れ、食糧もなくなったうえ、鳳林大君など王室が避難した江華島が陥落したことが伝えられ、抗戦の意志を失った。

 
◆中原征服に先立ち朝鮮半島を攻撃

仁祖は清の太祖に三田渡(サムジョンド)で会い、3回ひざをついて9回頭を下げた。臣下が皇帝に礼をする儀式だった。そして清の衣服に着替えた後、清軍のための宴を開いた。

清の太祖は朝鮮の捕虜1万人と共に撤収した。この時、捕虜は仁祖を見ながら「王よ、私たちを捨てて行くのか」と泣き叫んだと『仁祖実録』は伝えている。歴史に記録された丙子胡乱の顛末だ。

当時、清が朝鮮に侵攻した理由として多くの点が挙げられるが、明を本格的に征服する前、背後の朝鮮を安全地帯として確保しようという清の戦略的な意図が最も大きかった。そして丙子胡乱の7年後、明は滅亡した。

中国の歴史では、全面戦争前の事前整地作業として朝鮮半島の国家と戦争をした事例は丙子胡乱だけでない。漢の武帝は匈奴征伐の過程で古朝鮮に侵攻した。元は高麗を先に服属させた後に南宋を整理した。

歴史を振り返ったのは、最近の台湾海峡での事態を眺めながら感じた妙な既視感のためだ。台湾の危機は朝鮮半島に飛び火する可能性が非常に高い。

今月初め台湾の蔡英文総統とマッカーシー米下院議長が米国で会談すると、中国は報復レベルで8-10日に「台湾包囲」軍事訓練を実施した。昨年8月に当時のナンシー・ペロシ米下院議長が台北を訪問した当時も、中国は1週間、台湾周辺で弾道ミサイルまで動員して最大規模の武力示威をした。

中国が16-18日に台湾周辺に飛行禁止区域(NFZ)を設定すると発表し、緊張感は一触即発状態となった。そして中国がNFZ設定時間を16日に一日27分に減らすとし、事態は落ち着いた。

中国は今すぐにも台湾を相手に統一戦争をしようというわけではないようだ。しかし開戦予想時点を未来に置くとその可能性は高まる。11日に3日間の大規模訓練を終えた中国が「戦う態勢ができた」と宣言したのは尋常でない。

今後、台湾海峡で双方が衝突すれば、米国は間違いなく台湾を支援するはずで、日本も加勢するだろう。米国のバイデン大統領は「台湾に戦争が起きれば介入するのか」という質問に3度も「そうだ」と答えた。バイデンの基調に対して米国の与野党に隔たりはない。米国が台湾での戦争に介入する場合、米国の同盟国である韓国が中立を守るのは容易でないというのが大多数の専門家の見方だ。

【コラム】台湾海峡の危機高まる、韓半島への飛び火に対応を(2)

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