チョン・ミョングァン氏の小説『鯨』がブッカー賞最終候補に…韓国文学2年連続の快挙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.19 11:04
韓国人小説家チョン・ミョングァン氏の『鯨』が世界的権威を誇る文学賞「ブッカー賞」インターナショナル部門の最終候補(ショートリスト)に入った。昨年チョン・ボラ氏の『呪いのウサギ』が最終候補に入ってから韓国文学が2年連続で国際舞台で見せた快挙だ。
ブッカー賞財団は18日(現地時間)、『鯨』を含む最終候補6作品をホームページに発表した。2023年ブッカー賞インターナショナル部門の審査委員長を務めたレイラ・スリマニ氏は18日、ショートリスト受賞作のうち2作目に『鯨』を読み上げ、「一度もこのように展開するプロットを読んだことがない」としながら「登場人物は優しくないが抗えないほど(irresistible)魅力的で結末は非常に感動的だ」と評した。