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ウクライナ防ぐ「クモの巣状の塹壕」掘ったロシア…衛星に撮られたクリミアの様子

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.13 08:04
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ウクライナがクリミアを奪還するとして大攻勢を予告している中、ロシアが占領しているクリミアでの戦闘に備え万全の準備をする様子が衛星写真を通じて公開された。

AP通信とロイター通信などが12日に報道した米国の宇宙技術企業マクサーテクノロジーズの衛星写真によると、ウクライナとクリミア半島を結ぶ境界地帯にクモの巣のような塹壕を掘った姿を確認できる。

 


クリミアの首長セルゲイ・アクショノフ氏は「十分な兵力と装備を準備している」として戦列を整えている。アクショノフ氏は過去にギャング団に身を置いたとされ、「ゴブリン」というニックネームでも呼ばれる。彼は昨年11月にクリミアで民兵隊を組織した。

衛星写真はクリミア半島北部と北東部の戦略的要衝地であるアルミャンスクとメドベジェフカの様子を見せる。塹壕を作り地雷を埋設するなど防衛体制を構築している。

ウクライナ軍が天候の回復を待って戦車など西側が提供した新兵器と西側で訓練を受けた兵力で大攻勢を予告している。まずロシアからクリミアを分離させ孤立させるというのがウクライナの目標だ。

しかし成果に対しては意見が分かれる。

最近ソーシャルメディアに流出した米政府の文書にはウクライナ軍の春季大反撃作戦を分析した「1級機密」が含まれていた。10日のワシントン・ポストの報道によると、米国のすべての情報機関を総括する大統領直属の国家情報長官室(ODNI)が2月初めに作成したとみられるこの文書は、ウクライナ軍が大反撃に必要な兵力と弾薬、装備を集めるのが容易でない状況だと指摘した。

クリミア半島とロシア本土をつなぐ陸上ルートの遮断など目標を達成するには人員と軍需物資が不足しているため、作戦を行っても「それほどすごくない水準の領土回復」以上の結果を導出することができない可能性が大きいと警告したのだ。

この文書はロシア軍が大規模な塹壕を建設するなど防衛ラインを固めた上に「ウクライナ軍の訓練と軍需物資供給不足が進撃を難しくし死傷者数をさらに増やす可能性がある」と書いた。この文書には「ヒューミント(人的ネットワーク)」と「シギント(信号情報)」を活用して作成されたという表記になっていた。シギントには盗聴や傍受などで確保した情報が含まれる。これと関連してODNIと米国家安全保障会議(NSC)は言及を拒否した。

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    ウクライナ防ぐ「クモの巣状の塹壕」掘ったロシア…衛星に撮られたクリミアの様子

    2023.04.13 08:04
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    ロシアが占領したクリミア共和国で生まれた民兵隊「コンボイ」。クリミア共和国の首長セルゲイ・アクショーノフ氏が創設した。アクショーノフ氏はウクライナ戦争勃発9カ月後の昨年11月に民兵隊を設立していたとされる。「プーチンの料理人」ことエフゲニー・プリゴジン氏のワグネルグループを模倣したとされる。[バージニエ・イストーリーホームページ キャプチャー]
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