韓国国内で油田・ガス田を追加開発…産油国の地位再確保狙う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.11 11:16
韓国は2004年に韓国石油公社が生産を始めた「東海1ガス田」のおかげで「世界で95番目の産油国」というタイトルを得たが、2021年のガス田枯渇でこうした地位を失った。こうした中、ウクライナ戦争などで資源開発の必要性が大きくなり石油公社は再度の産油国入りに向け国内開発に再び飛び込んだ。石油公社の金東燮(キム・ドンソプ)社長は4日の中央日報とのインタビューで、「資源領土を広げる『広開土プロジェクト』を通じガスが出る兆候が見られる東海(日本名・日本海)の深海開発などに積極的に出るだろう」と明らかにした。
韓国の油田・ガス田開発などの責任を負っている石油公社は、確保した埋蔵量だけで10億バレルに達し、1日平均13万8000バレルを生産する。昨年は原油高の中で12年ぶりに当期純利益黒字を記録した。金社長は「原油価格予測は難しいが1バレル=70~100ドルで推移するものとみる。今年も公社は黒字基調を継続するだろう」と話した。