中国の空母「山東」から発艦した戦闘機、台湾東部防空識別区域に初めて進入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.10 17:41
相対的に安全地帯とされてきた台湾東部海岸が中国軍の空母から発進した戦闘機に初めて露出した。台湾国防部は10日、前日35機の中国軍の軍用機が防空識別区域(ADIZ)に進入したと発表し、このうち4機が初めて南東部の空中に進入した事実を公開した。5日に台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過して西太平洋に進出していた中国独自建造の空母「山東」から発進したJ15戦闘機だ。
これらはマッカーシー米下院議長と蔡英文台湾総統の米国の経由地での会談に対する報復措置として中国が行った台湾包囲軍事演習により展開した。8日に始まった演習は10日に終了した。