河野談話はシャトル外交の結果…盧泰愚、訪日極秘プロジェクト「西海事業」が土台に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.07 10:30
日本軍慰安婦募集の強制性を初めて認めた1993年8月「河野談話」は、92年1月に訪韓した宮沢喜一首相と11月に電撃訪日した盧泰愚(ノ・テウ)大統領間の「シャトル外交」の結果生まれた点であることを裏付ける外交文書が公開された。
6日、外交部が公開した「30年経過秘密解除外交文書(1992年外交文書36万ページ)」を見ると、92年10月14日当時、李相玉(イ・サンオク)外務部長官は呉在熙(オ・ジェヒ)駐日大使に「西海事業」という題名の電報(2級秘密)を送った。盧大統領の訪日推進計画を説明し、日本側との日程調整および後続措置を指示する内容だった。当時は映画『アイ・キャン・スピーク』のモデルで実在人物だった金学順(キム・ハクスン)さん(97年死亡)が91年8月に日本軍慰安婦被害事実を初めて公開証言して、日本に対して訴訟を提起していた状況だった。