北朝鮮「きのう500メートル核空中爆発試験射撃」…戦術核弾頭を公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.28 14:45
北朝鮮は27日、核襲撃を仮定して核空中爆発打撃方式の教育射撃を実施したとし、戦術核弾頭と推定される写真を公開した。
朝鮮中央通信は28日、「中部戦線の重要火力打撃任務を担当するミサイル部隊で3月27日、管下の区分隊を重要火力打撃任務遂行手続きと工程に熟練させるための教育射撃訓練を行った」と報じた。訓練には軍部隊直属の教育中隊が動員され、地対地戦術弾道ミサイル2発で核空中爆発打撃方式の教育射撃を行ったと、通信は伝えた。
発射された戦術弾道ミサイルには「核戦闘部を模擬した試験用戦闘部」が装着され、「平壌市(ピョンヤンシ)力浦(リョクボ)区域から咸鏡北道金策市(キムチェクシ)前の目標島を狙って仮想的な核襲撃を進行しながら標的の上空500メートルで戦闘部を空中爆発させた」と主張した。