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米国の商業用不動産貸付5兆6000億ドル、銀行に続くまた別の金融リスク

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2023.03.27 08:52 Googleで中央日報を読み逃さない
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際どい状況を歩む世界の金融市場で米国の商業用不動産(CRE)がまた別の信管として名指しされている。

高金利にコロナ禍の余波により空室率が高まっている状況で関連貸付を主に取り扱った米国の中小銀行が揺らぎかねないためだ。韓国もやはり商業用不動産中心の不動産プロジェクトファイナンス(PF)が弱点に挙げられる。

 
米CNBCが24日に伝えたところによると、バンク・オブ・アメリカのアナリスト、マイケル・ハートネット氏は「CREは米連邦準備制度理事会(FRB)の緊縮基調とかみ合わさり金融部門の次のリスクになる恐れがある」と話した。

英フィナンシャル・タイムズも前日、「5兆6000億ドル(約732兆円)に達する米CRE貸付市場の圧迫が大きくなっている」と同じ診断をした。

賃貸マンション、オフィスビルなどのCRE市場はFRBの緊縮基調もありすでに警告灯が灯った状態だ。CREは戸建て住宅など住宅用不動産より貸付比率が高く高金利に弱い。在宅勤務の拡散も悪材料だ。常駐勤務者が減れば企業がオフィスの規模を減らしたり、賃貸料が高い都心を離れてオフィス需要が減少する。格付け会社ムーディーズによると米国内主要25都市のオフィス空室率が一斉に上がった。サンフランシスコの場合、オフィス空室率は2019年10-12月期の約5%から昨年10-12月期には19%に上昇した。

米CRE市場貸付の70%を中小銀行が占めているのもリスク要素に選ばれる。シリコンバレー銀行(SVB)、シグネチャーバンクの破綻を見た中小銀行がCREに対する新規貸付を減らし借り換えも敬遠しかねない。JPモルガンのアナリスト、チョン・シン氏は「中小銀行のCRE貸付縮小は貸付規模全体を減らし、第2・第3の信用収縮を招く恐れがある」と指摘した。

韓国でも銀行以外の金融機関の不動産PF不良の懸念が絶えることなく続く。その上に銀行は相対的に安全なマンションを中心にPF事業に進出したが、資本余力が低い銀行以外の金融機関は商業用不動産事業が多く不良リスクがさらに高いと分析される。韓国銀行によると、2017年末の貸付・保証などのリスク露出額(エクスポージャー)水準を100とすると、昨年末のエクスポージャー規模は与信専門金融会社が432.6、貯蓄銀行が249.8,保険会社が204.8,証券会社が167だ。

5年前よりエクスポージャー規模がそれぞれ4.33倍、2.5倍、2.05倍、1.67倍にふくらんだという意味だ。延滞率も上昇傾向だ。証券会社のPF延滞率は2021年末の3.7%から昨年9月末には8.2%に急騰した。

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