外交安保専門家55%「30年以内の北核解決は不可能」…「独自の核保有」反対62%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.24 15:49
外交安保専門家の半分以上は今後30年後も北朝鮮の核問題解決は難しいと予想していることが分かった。また、北朝鮮の核・ミサイルに対応するための韓国の独自の核武装については62.3%が反対するという意見を提示した。
韓国国際政治学会(会長、朴仁フィ梨花女子大教授)が1993年3月12日の北朝鮮のNPT(核拡散防止条約)脱退から30年を迎えて実施した、国際政治分野の専門家146人対象のアンケート調査で、全体の93.1%は「過去30年間に北朝鮮核問題が悪化した」と回答した。また「今後30年以内に北朝鮮核問題は解決されるか」をいう質問では55.1%が「解決は不可能」と答えた。
北朝鮮の核問題が悪化した原因については68.4%が「北朝鮮政権の意志」と回答した。金正恩(キム・ジョンウン)政権が核の高度化に執着する理由(複数回答)は「北朝鮮政権の正当性確保」(44.1%)、「米国からの安全保障」(41.9%)などが多かった。