「2050年中国はナンバー2、米国は今より強くなっている」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.23 15:41
米国と中国の競争が新たな局面に入っている。米国の強力な牽制(けんせい)のために中国が停滞している。そのせいで予測ゲームが変わる。数年前までは中国の経済規模が2030年ごろに米国を追い抜くというのが一般的な予測だった。最近には必ずしもそうはならないという見通しも提起されている。根拠が気になって中国成長停滞を予測した専門家、英国のハーミッシュ・マクレー(Hamish McRae)氏にインタビューを行った。マクレー氏は最近『2050 覇権の未来(The World in 2050: How to Think About the Future)』を発表した。マクレー氏はガーディアン紙やインディペンデント紙などの経済・経営編集長のほかコラムニストとして活動した。フィナンシャル・タイムズ(FT)のマーティン・ウルフ(Martin Wolf)主席コラムニストのようにジャーナリズム領域で活動するエコノミストだ。
--『2050 覇権の未来』の英題である『The World in 2050』が1990年代に書かれた『The World in 2020: Power, Culture and Prosperity』(邦題『2020年 地球規模経済の時代』、以下『2020年』)ととても似ている。以前の本でした予測に自信を持っているためなのか。