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「あごの形が違う? どれが本当のプーチンか」嘲笑…また出てきた「プーチン影武者説」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.22 07:29
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ロシアのプーチン大統領が占領地であるウクライナのマリウポリを電撃訪問した中で、最近公開された写真に写る彼の姿がすべて異なるとしてプーチン大統領が影武者を代役に使っているという疑惑が再び沸き起こっている。

ニューヨーク・ポストとデイリーメールなど外信は20日、ロシア大統領府とロシア国営メディアが前日のプーチン大統領のマリウポリ訪問写真と映像を公開した後、一部で「プーチン代役説」が提起されたと報道した。プーチン大統領が1年以上にわたり戦争中であるウクライナに見せるために代役を使ってマリウポリを訪問したように演出したという主張だ。

 


ウクライナのゲラシェンコ内相顧問はこの日ツイッターにプーチン大統領の写真3枚を並べて投稿し、「どれが本物と考えるか」とツイートした。

ゲラシェンコ氏が上げた最初の写真はプーチン大統領が1カ月前にモスクワ連邦議会で演説する時の姿で、プーチン大統領のあごが前に突き出ている。

これに対し今月18日にクリミアのセバストポリで写された写真にはプーチン大統領のあごは後に引っ込んでいる。

今月19日にマリウポリで撮られた最後の写真では、あごは最初の写真よりは下がっているが2枚目の写真よりは前に出ている。

ゲラシェンコ氏はこの3枚の写真を比較しながら「最近プーチンの扮装専門家らは彼と別に似てもいない代役とともに働かなければならなかっただろう。このうちだれが本当のプーチンか気になる」と嘲笑した。

ロシア大統領府に消息筋がいると主張する反プーチン性向のテレグラムチャンネル「ゼネラルSVR」もこの日セバストポリとマリウポリを訪問したのはプーチン大統領ではなく代役だったと主張した。

実際に外信に公開されたこの日のマリウポリ訪問映像で、ある女性がプーチン大統領に向かって「本物ではない。全部見せるためのもの」と叫ぶ姿がとらえられプーチン代役説はさらに広がった。

映像ではこの女性が叫んでからプーチン大統領を補佐する側近が互いを見つめ合う姿がとらえられ、その後女性の姿は消えた。

ゼネラルSVRは合わせてマリウポリでプーチン大統領が安全ベルトもしないまま夜間運転をする話にもならない状況がとらえられたとし代役疑惑に力を加えた。

ゼネラルSVRは「通りを統制しないで警護車両の列もない状況でプーチン氏が最前線の占領地で即興的に運転をするのは非現実的」としながら当時本物のプーチン大統領は数百キロメートル離れた所に安全にとどまっていたと主張した。

過去にもプーチン大統領がモスクワ外部での日程や人が多く集まる所を訪問する時に代役を使っているという主張が提起されたことがある。昨年10月にウクライナのブダノフ国防省情報総局長は外信とのインタビューでロシアがウクライナ戦争でみすぼらしい戦術を使っているとしながらプーチン大統領の代役説を主張した。

これに対しロシア大統領府は「たわごと」と疑惑を一蹴した。

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