「尹政権は日本の手下」発言の李在明代表、「親日総攻勢」後に支持率33%まで上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.20 11:43
韓国最大野党・共に民主党が韓日首脳会談の結果をめぐり「日本の手下」などの強い表現を使いながら総攻勢をかけている。民主党は今週の関連常任委員会招集を要求し、首脳会談に対する批判を3月の臨時国会で続ける計画だ。
李在明(イ・ジェミョン)民主党代表は18日、ソウル市庁広場で開かれた「対日屈辱外交糾弾汎国民大会」に参加し、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権がついに日本の手下になる道を選択した」と主張した。11日に続いて1週間ぶりにまた集会に出てきたのだ。壇上に立った李代表は「多くの贈り物を入れた風呂敷を持って行ったが、手ぶらでなく請求書ばかりを持って帰ってきた。いくら常識に反しても日本の機嫌を取ることができるのなら何でもするという屈辱的な態度だ」と述べた。また「自衛隊がまた韓半島(朝鮮半島)に進駐しないか心配だ」とし「主権者の力で屈辱野合を必ず防ごう」と主張した。
民主党は特に慰安婦合意と独島(ドクト、日本名・竹島)領有権問題が会談で言及されたかをめぐり、韓日両国間の言葉が食い違っている点を強く批判した。日本政府は「会談で竹島問題と慰安婦合意履行要求の話があった」という立場だが、大統領室は「独島関連の話は全くなかった」と一線を画している。民主党の林五卿(イム・オギョン)報道官は19日、「日本の主張が事実でなければなぜ抗議できないのか」とし「大韓民国1号営業社員を名乗る尹錫悦大統領は『オーナー』の国民の前で真実を明らかにすべきだ」と批判した。呉永煥(オ・ヨンファン)院内報道官も「どれほど恥ずかしくて国民の前で堂々と明らかにできないのか」と指摘した。