SVB親会社も破産保護申請…「金融ショック」恐怖 世界に広がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.18 13:36
米大手銀行がファーストリパブリック銀行に流動性を支援しながら銀行危機の「鎮火」に動いたが、余震は続いている。バンクランで破産して金融界に大きな波紋を呼んだ米シリコンバレー銀行(SVB)の親会社SVBファイナンシャルも結局、当局に破産保護を申請した。
ブルームバーグ、AP通信の17日(現地時間)の報道によると、SVBファイナンシャルはこの日、連邦破産法11条に基づく破産保護を申請した。SVBが10日、不足する流動性と支払い不能を理由に閉鎖されてから1週間ぶりだ。破産法11条は、企業の資産と債務を構造調整して回復の機会を与える制度で、韓国の「法定管理」と似ている。SVBは裁判所に提出した申請書に、それぞれ100億ドル(約1兆3180億円)の資産と負債を記載した。
米法制度上、連邦準備制度システムの一部であるSVB自体は破産を申請する資格がない。しかし親会社のSVBファイナンシャルは残りの財産を保護し、債権者への償還のために破産関連申請を出すことができると、ブルームバーグは説明した。10日、米カリフォルニア州金融保護革新局はSVBを閉鎖し、米連邦預金保険公社(FDIC)を破産管財人に任命した。