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米国で過去3度目に近づく地方銀行連鎖倒産の恐怖…課題山積

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.15 08:54
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米シリコンバレー銀行(SVB)破綻の余震が続いている。ブルームバーグは13日、膨らんだ資産バブルがSVB破綻をシグナルに消えていきつつあるとし、「大上昇期が終わりつつある」と伝えた。米政府がSVBの顧客の預金全額保障など類例が見当たらないカードを速やかに切ったおかげで取り付け騒ぎの拡散は防いだが市場の不安は相変わらずだ。

前日にブラックマンデーの恐怖に打ち勝ったアジア証券市場は14日には下落傾向に転じた。韓国総合株価指数(KOSPI)の2.56%安だけでなく、日経平均、香港ハンセン指数などアジアの主要指数はいずれも2%以上落ち込んだ。高金利が招いた金融市場への衝撃がSVBとシルバーゲート銀行、シグネチャー銀行の破綻だけで終わらないだろうという懸念が拡散してだ。

 
投資家は不安感から金融株を売り始め、米長期国債を大量に保有する日系銀行の経営悪化の可能性も提起された。ブルームバーグによると、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)金融株価指数に含まれる世界の金融株式の時価総額はSVB破綻後に4650億ドル(約62兆円)減少した。これは韓国ウォンで約609兆ウォンに上り、韓国政府の年間予算に匹敵する金額がわずか2営業日で蒸発した。

米国ではSVBと同規模の中小地方銀行が連鎖倒産するという懸念が出ている。ロイター通信によると、ムーディーズはファースト・リパブリックをはじめ、ザイオンズ・バンコーポレーション、ウェスタン・アライアンス・バンコープ、コメリカ、UMBファイナンシャル、イントラスト・ファイナンシャルの地方銀行6社に対し格付け引き下げを検討していると明らかにした。

KB証券のアン・ソウン研究員は「取り付け騒ぎ拡散の山場はひとまず越えたと判断される」としながらも、「高金利の負担が経済各所に貯まっており今後別の形で問題が発現する可能性を開いておかなければならない」と指摘した。

米国経済に地方銀行連鎖倒産リスク不に警告灯が灯ったのは1980年代末に起きた米貯蓄貸付組合危機、2008年の金融危機に続き今回が3度目だ。過去2回起きた米国の銀行連鎖倒産危機で「引き金」の役割をしたのは高金利だ。市中にあふれ出る資金のために物価が急に上がると金利引き上げの処方が出され、水面下に隠れていた銀行の不良が出てきた。

40年ぶりに最高値となった物価を抑えるとして現在政策金利を上段基準で年4.75%まで引き上げた米連邦準備制度理事会(FRB)がSVB破綻に緊張するほかない状況だ。

米金融当局がSVBなど破綻銀行の顧客預金全額保障、銀行流動性支援基金新設など速戦即決で対応したのもこうした過去のトラウマのためだ。一度崩壊し始めれば手の施しようがない金融システムの構造上、早期鎮圧が何より重要という判断だ。

「非正常なほど速い措置がなされた」(CNN)という報道が出てくるほど米当局が足元の火を消すには成功したという評価だ。問題は次だ。数時間で大規模に預金が流出する危険性が確認されただけに流動性支援基金を通じた連鎖破綻予防、SVBのような破綻銀行の早期売却などで危機の伝染を防ぐことが必要だ。

ただ現在の事態が金融市場がまともに作動せずに経済全体が崩壊する「システムリスク」に広がる可能性は大きくないという評価がまだ優勢だ。ハナ証券のキム・サンフン研究員は「(米国)大手銀行の構造が中小銀行ほど弱くなくて当局の積極的な救済意志が確認されただけにシステムリスクの可能性は小さい」と評価した。

SVB破綻の影響が続き韓国政府の警戒感も高まった。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官はこの日の非常マクロ経済金融会議で「世界経済がインフレ(高物価)をまだ統制できていない状況で金融システム不安要因まで重なり今後市場変動性が拡大する可能性を排除することはできない。関係機関合同点検体系を24時間稼動し、内外の市場状況をリアルタイムで綿密にモニタリングし金融システム全般の脆弱要因を持続点検・補完する一方、必要な時には関係機関の共助で迅速に市場安定措置を施行するようにしたい」と話した。

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