「韓日首脳、最初のボタンをうまくかけたので緩急調節して世論の説得を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.17 13:43
東京に桜が開花した16日、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が大韓民国の首脳としては12年ぶりに日本を訪問して岸田文雄首相と首脳会談を行い、韓日関係の新たな出発を宣言した。尹大統領の就任後初の訪日に対して、外交・安保戦略家で元外交部韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長の魏聖洛(ウィ・ソンラク)氏(69)は「韓国大法院(最高裁)の強制徴用判決以降、長い間硬直していた韓日関係を復元するための大きな一歩をしっかりと踏み出した」と評価した。
特に岸田首相が形式にとらわれることなく頻繁に互いに行き来する「シャトル外交」の再開を提案すると尹大統領は歓迎すると呼応しながら、シャトル外交を復元したことを成果に挙げた。魏氏は「岸田首相が尹大統領に対する個人的信頼を確かめたと2回も公開的に言及した」とし「やっと用意された対話のモメンタムを今後も引き続き生かしていかなければならない」と付け加えた。