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北朝鮮「きのうICBM『火星17』発射」…正恩氏、娘と参観

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.17 10:32
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北朝鮮の朝鮮中央通信が17日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が前日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)17」の発射訓練を指導し、次女のキム・ジュエ氏と共にこれを参観したと報じた。

朝鮮中央通信は「米国と南朝鮮(韓国)の傀儡逆徒達の挑発的で侵略的な大規模戦争演習騒動によって、朝鮮半島地域に最も不安定な安全環境が造成されている厳重な形勢の下、朝鮮労働党中央軍事委員会は3月16日、大陸間弾道ミサイル『火星17』発射訓練を断行することにした」と報じた。

 
続いて「平壌(ピョンヤン)国際飛行場から発射された大陸間弾道ミサイル『火星17』は最大頂点高度6045キロメートルまで上昇し、距離1000.2キロメートルを4151秒間飛行して朝鮮東海(トンヘ、日本名・日本海)公海上の目標水域に着陸した」と述べた。

朝鮮中央通信は「発射訓練は周辺国家の安全にいかなる否定的影響も及ぼさなかった」とし「発射訓練を通じて大陸間弾道ミサイル部隊の臨戦態勢と共和国戦略武力の非常な戦闘性が確認され、信頼性が厳格に検証された」と主張した。

金委員長は発射訓練を参観した後、「大きな満足」を示し、「誰にも引き戻せない核戦争抑制力強化によって敵に恐怖を与え、実際の戦争を抑制し、我らが人民の平和的な暮らしと社会主義建設闘争を信頼できるように担保しなければならない」と述べた。

また、「核には核で、正面対決には正面対決で答えるという我が党と共和国政府の厳粛な宣明を改めて想起し、いかなる武力衝突と戦争にも臨めるよう戦略武力の迅速対応態勢を厳格に維持していくことを強調した」と伝えた。

統合参謀本部によると、軍は前日(16日)午前7時10分ごろ、平壌順安(スナン)から東海上に発射された長距離弾道ミサイル1発を捕捉した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が韓日首脳会談のために東京に出国する3時間前に発生し、北朝鮮が意図的にこれを狙ったという指摘が出た。しかし、北朝鮮は16日(現地時間)、国連ジュネーブ事務所で開かれた国連軍縮会議第1回会期本会議で、「韓米合同演習がもたらした安保脅威に対応するため」という立場を示した。

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    2023.03.17 10:32
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