金正恩委員長そっくりの娘を初めて公開…ICBM発射場に手を握って登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.19 11:27
北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の子どもを公式的に初めて公開した。朝鮮中央通信は前日、「火星17型」大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射を伝えながら、金委員長が愛する娘、夫人と共に登場して発射過程を指導したと19日、明らかにした。
通信はこの日、金委員長と娘が共にミサイル発射を参観する姿を撮影した写真も数枚公開した。写真では白の冬服を着た女児が両手を前で組みながら李雪主(イ・ソルジュ)夫人の隣に並んで金委員長の話を聞いている。また、金委員長の手を握ってミサイルのそばを歩いたりミサイルを見守る姿の写真もあった。
北朝鮮公式メディア金委員長の娘の姿を公開したのは今回が初めてだ。最高指導者が絶対的な権威を持つ北朝鮮体制の特性上、金委員長の「後継者」候補が誰かという点は焦眉の関心事だった。しかし子どもの数や性別、年齢など具体的な情報は徹底的に公開されてこなかった。ただ、情報当局の分析および報道によると、2009年に金委員長と結婚した李雪主夫人は2010年、2013年、2017年に出産したと伝えられた。