DRAM基盤のAI半導体が登場…KAIST、世界初「トリプルモードセル」半導体開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.15 10:28
韓国の研究陣が1個のセルでメモリー(保存)と演算、データ変換の3種類の機能を同時に対応する「トリプルモードセル」を世界で初めて開発した。メモリー半導体であるDRAM内部で人工知能(AI)演算が可能なプロセッシングインメモリー(PIM)半導体で、チャットGPTなど超巨大AI競争のカギである低電力演算を可能にする技術として注目される。
科学技術情報通信部は14日、韓国科学技術院(KAIST)の柳会峻(ユ・フェジュン)電機電子工学部教授研究チームがDRAMメモリーセル内部で直接AI演算を遂行するPIM半導体「ダイナプラジア技術」を開発したと明らかにした。ダイナプラジアという名称はDRAMを基盤に、必要に応じてハードウエア構造を形成して多様なAIモデルを処理するという意味を込めている。