<野球>MLBよりWBCが先…打撃フォームの悩みを捨てた李政厚
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.07 16:14
メジャーリーグより太極マークが先だ。韓国代表の主軸選手、李政厚(イ・ジョンフ、25、キウム・ヒーローズ)がワールドベースボールクラシック(WBC)に専念する覚悟を表した。
左打ちの李政厚は昨年、打率3割4分9厘(553打数193安打)、23本塁打、113打点をマークし、打撃5冠(打率・出塁率・長打率・打点・最多安打)でMVPに選ばれた。しかしこの冬、大々的な打撃フォーム修正作業に入った。今季後のメジャーリーグ(MLB)進出を念頭に置いているからだ。
MLBの投手はKBO(韓国プロ野球)リーグより速いボールを投げ、変化も大きい。剛速球をミートできるかどうかが成敗を決める。李政厚とキウムで一緒にプレーした金河成(キム・ハソン)が良い例だ。金河成は韓国ではレッグキック(打撃時に力を伝えるために足を上げること)の豪快なスイングをしていたが、トータップ(足をつけての打撃)に変化を与えた。またレッグキックに戻したものの、以前より足幅を狭め、予備動作時に腕を低めるなどスイングフォームをコンパクトにした。