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【コラム】22年後に火星に太極旗? 経済効果はひとまず忘れなくては=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.27 12:04
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火星は直径が地球の0.53倍、核は0.49倍で、地球とは違い核が冷たく冷めている。火星が磁性を帯びず、表面に宇宙放射線が降り注ぐのはこのためだ。そのため放射線遮蔽は選択ではなく必須だ。重力は地球の0.38倍、脱出速度は0.45倍と、離陸する時に少ない燃料でも十分だ。また、地球より0.43倍少ない太陽エネルギーが入ってきて火星全体の年間平均気温は氷点下63度だ。真夏の正午に赤道地域の最高気温は20度であるのに対し、極地の冬の最低気温は氷点下153度に達する。これほどなら月と火星で暮らすのに十分でないだろうか。

◇宇宙飛行士の活動問題から解決しなくては

 
そうではない。それでは、M2Mの科学目標にはどんな内容が含まれているだろうか。月と惑星科学(LPS)、太陽圏物理学(HS)、人間と生命科学(HBS)、物理と物理科学(PPS)、科学研究を可能にする研究活動(SE)、応用科学(AS)、このように6つの分野がある。LPSでは宇宙飛行士が表面と軌道で活動するロボットシステムの支援を受け優先順位が高い問題を解決する。

例えば、月と火星に残ったクレーターを現地調査し、これらがいつどのように作られ、どんな歴史を経験したのかを明らかにする(LPS-1)。同時に月と火星に残された水を含む揮発性物質の起源と分布、量と成分、移動と隔離の過程を明らかにする(LPS-3)。このほか地球の科学者が月と火星で働く宇宙飛行士の活動を遠隔支援(ES-1)する一方、月の永久影地域の凍りついた水と揮発性物質を選んで地球に天然状態で送る(ES-3)。

それだけでなく、月と火星の土に残された「指紋」を探知して太陽と太陽系の歴史を明らかにする(HS-2)。そして人体と生体模型、植物を持って月と火星、宇宙環境に人が露出した時に健康に及ぼす影響を究明することも省けない(HBS-1)。月の裏面は地球の反対側で、地球からの信号が完全に遮断される、人工の電波が達し得ない清浄地域だ。そのため天文学と物理学研究に卓越し(PPS-1)、クレーターに電波望遠鏡を設置するならばこれまで試みることができなかった、初期宇宙に関する研究の機会が開かれる。NASAの科学者が狙っている理由だ。

◇韓国天文研、NASAと協力

月で、火星で、衣食住を解決するにはわれわれが知っておかなければならない、解決しなければならないことがひとつやふたつでない。宇宙放射線は時間と地域によりどのように変わるだろうか。人体と機器に与える影響はどうだろうか。月のほこりはどのようにでき、人の心臓と肺機能にどんな影響を及ぼすだろうか。家を作ってエネルギーを生産するのに必要な資源を調達するのも、食用作物を育てるのも解決しなくてはならない宿題だ。NASA本部の科学任務局(SMD)が必要な知識と現在の知識の格差、すなわち戦略知識格差(SKG)に通し番号を付けて管理するのもこのためだ。

NASAは月を探査し、現地で資源を活用(ISRU)するために月の南極と他の場所に無人着陸船とロボットを送る民間月着陸船事業(CLPS)をする。CLPSはアルテミス 計画のひとつで、月を科学的に把握することが目標だ。そのためSMDは有人探査と運営任務局(HEOMD)、宇宙技術任務局(STMD)とCLPSプログラムを運営する。

ここに天文研が挑戦状を差し出し4つの科学装備が選ばれた。月表面の放射線と放射線環境を測定し人体に与える影響を把握してほこりと磁場の特性を分析する装備がそれだ。天文研はNASA本部と3つの分野で緊密に協力している。SMD傘下の天体物理本部と太陽圏物理本部、惑星科学本部は天文研と協力文書に署名して実務グループを運営するが、CLPSはその成果のひとつだ。いま天文研がタヌリ号に搭載した広視野偏光カメラは地球に資料を送っており、NASAの科学者の間で人気が高い。その科学的価値のためだ。

いまから22年後、韓国は火星に太極旗を差す。まだ韓国には専門家がいないが、いまから始めても遅くない。だが予算妥当性報告書に「経済的効果」はどのように書くべきか、困るほかない。

ムン・ホンギュ/韓国天文研究院宇宙探査グループ長

【コラム】22年後に火星に太極旗? 経済効果はひとまず忘れなくては=韓国(1)

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