「終末の兆し」地震の引き金が引かれた…米国が見た3つの余震シナリオ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.23 08:42
「終末の兆しのようだった。私は死に、ここに埋められると感じた。ここはもはや私たちが留まることができる場所ではない」
トルコ・アンタキヤに住むムラト・ブラルさんは21日(現地時間)、ロイター通信とのインタビューで、前日夜に感じた地震の恐怖をこう語った。マグニチュード6.3の地震は20日、強震の被害が最も激しい地域の1つであるハタイ州アンタキヤから南西16キロメートルの地点で起こった。トルコ災害管理局(AFAD)は、今回の地震は、家を失ってテントで生活するアンタキヤ住民に新たなトラウマを与えたと伝えた。
トルコで6日、マグニチュード7.8の地震が起こった後も強い余震が続き、住民の恐怖が広がっている。米地質調査局(USGS)によると、最初の地震が発生してから半月の間に6000回以上の余震が続いた。マグニチュード4.0以上の地震は292回発生し、6.0を超える地震も4回もあった。