「耐震基準が似た」日本の地震専門家らが話す「パンケーキクラッシュ」が原因
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.11 13:49
トルコとシリアで発生した大地震で9日(現地時間)までに2万1000人以上の人命被害が発生した中、被害規模が大きくなった原因に日本の地震専門家らは「パンケーキクラッシュ」を招いた柱の問題を挙げた。地震に耐えられなかった建物の柱が連鎖的に崩れて犠牲者の数を増やしたという説明だ。
1999年のトルコ・イズミット地震当時、現場で地震観測研究を行った京都大防災研究所地震予知研究センターの飯尾能久教授は10日、中央日報の電話インタビューで、今回の地震が莫大な被害を招いた原因に「耐震性のない建物」を最初に挙げた。飯尾教授は「パンケーキクラッシュ」現象と説明した。