「韓日、互いに名分与え合うべき…外交には完全勝利ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.20 06:51
文在寅(ムン・ジェイン)が執権していた前政府で、駐日韓国大使を務めていた姜昌一(カン・チャンイル)元議員は、韓日関係の改善方案に対して「外交には完全勝利が存在しない。韓国と日本が互いに名分を与え合わなければならない」と述べた。姜氏は17日、中央日報の電話インタビューに対して「事実、首脳間のシャトル外交を除く経済など両国間の各分野はすでにうまく回っている」と明らかにした。あわせて何度も「韓日関係を政治に利用しようとする政治家が妨害さえしなければよい」と強調した。姜氏は最近、韓日関係に関する自分の論文8本を集めた論文集『近現代 韓国と日本』を出版した。
--韓日関係改善がうまくいかない理由が何か。
「輸出規制やGSOMIA(韓日軍事情報包括保護協定)問題は表の部分だけが残っている程度で、各分野はうまく回っている。ところが領土問題を含む歴史問題は情緒的領域なので1000年、2000年が過ぎてもうまく解決しない。そのため政治と外交では互いに名分を与え合わなければならない」