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韓国の民主化と産業化の象徴、58年戌年生まれ…高齢化の試験台に立つ

中央SUNDAY/中央日報日本語版2023.02.19 13:20
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「挟まれた世代と言うが、走った世代とも呼んでくれればいいだろう」。

今年満65歳、なので韓国で公式に高齢者となった彼らが話した。出生100万人を初めて突破(1960年人口総調査基準)し圧縮成長の甘さと苦さを飲み込み、至難な民主化の光と影を全身で受けた人たち。あの有名な「58年戌年生まれ」だ。ソウル大学保健大学院のチョ・ヨンテ教授は彼らを象徴的世代集団という意味の「シンボリック・コホート」と呼ぶ。「1958年戌年生まれは社会変化過程を圧縮的に説明できる代表集団のため」とチョ教授は説明する。58年戌年生まれは20歳から60歳まで、節目の年齢を迎えるたびに産業化と民主化、通貨危機と金融危機など大きな時代の変曲点を体ひとつで持ちこたえた。

 
その58年戌年生まれ74万人(1月基準)が韓国の公式高齢者に組み込まれ高齢者急増の信号弾を打ち上げた。まず来年に高齢者人口が1000万人を突破する。全人口の19.4%だ。2025年には20%を超え超高齢社会となる。社会負担が増える。地下鉄無料乗車、基礎年金、高齢者長期療養保険などあちこちに地雷畑がある。漢陽(ハニャン)大学のチョン・ヨンス教授は「58年戌年生まれの高齢者入りは制度と構造改革を急がなければならないというシグナル。今後10年余りで出生100万人前後を記録した世代も相次いで高齢者の隊列に加わるため地下鉄無料乗車議論は始まりにすぎない」と明らかにした。

58年戌年生まれはそれまでの高齢者とは違う。チョ教授は「58年戌年生まれは学歴と健康水準が高く消費力が強い高齢者の先頭に当たり、高齢者年齢引き上げと定年延長議論に燃料を入れて火を付け、労働改革と年金改革を加速化させるだろう」と診断した。民主化から名誉退職まで、見たことも聞いたこともない時代の変化を全身で切り抜けてきた彼らに2023年はまた別の変曲点でありまた別の試験台だ。58年戌年生まれは「挟まれた世代」として記憶されるのか、「走った世代」として位置づけられるのか。58年戌年生まれにはまだ21.5年(65歳期待余命、統計庁)が残っている。

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