【グローバルフォーカス】バイデン大統領の1月インド太平洋外交成績表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.10 16:23
中国の威嚇的な浮上に対する悲観的な見解が米国政界に確かに広がっているが、バイデン大統領の新年始まってからの1カ月でインド太平洋地域で挙げた成績表は素晴らしい。何と言っても最大の寄与者は中国の習近平国家主席だが、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とフィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領、そして領域内の戦略を立てたホワイトハウス・アジアチームの役割も大きかった。
事実、尹政府が日本・オーストラリア・インドと多くの欧州および東南アジア諸国連合(ASEAN)の後に続いて12月にインド太平洋戦略を発表したことが大きな役割を果たした。これらの国々は1940年代日本の「東アジア共同体構想」と非常に似ている習近平主席の「中国中心運命共同体ビジョン」を事実上拒否したも同然だ。