TikTok「救援投手」に浮上した財神…容貌・学閥・金をすべて持った「シンガポールF4」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.10 15:53
TikTokが周氏をCEOとして迎えた重要な理由の一つが彼の国籍のためという分析もある。周氏はシンガポールで生まれ育った生粋のシンガポール出身だ。学校も中国ではない、英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(2006年卒業)と米国のハーバード経営大学院で修士(2010年修了)を取得した。
前任CEOだった米国人ケビン・メイヤー氏は「米国人なのに中国のために仕事をするのか」というトランプ前大統領の圧迫に勝てず2カ月で退いた。米国も、中国ではシンガポール出身の周氏を迎えれば、少なくとも「CEOの出身がひっかかる」という難癖はつけられないだろうという期待で行われた抜擢だということだ。