「サイパンの観光を支えている」…中国人の代わりに「大物」になった韓国人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.08 11:25
韓国人が世界中の観光市場の「大物」として登場した。中央日報がエンデミック時代のベトナム・フィリピン・日本・グアム・サイパンなど5つの海外観光地の外国人訪問客統計を分析した結果、韓国人が圧倒的な差で1位に上ったことが分かった。対外的に中国が海外旅行市場に本格的に出ておらず、対内的には景気と関係なく3年間阻まれていた海外旅行に対する報復の旅行心理が大きく働いたものとみられる。
まずベトナム。昨年ベトナムを訪問した韓国人は76万9167人で、ベトナムを訪問した外国人の中で圧倒的な1位だった。2位の米国(21万人)より3倍以上多く、北米と欧州訪問客を合わせた(63万人)よりも多かった。コロナ禍前の2019年にベトナムを訪問した韓国人は429万人で、中国人(580万人)の次に多かった。ハナツアーのチョ・イルサン広報チーム長は「コロナ禍以前にもベトナムは価格に比べて満足度が最も高い旅行地だった」として「昨年下半期以降、国内格安航空が集中的にベトナムのダナンに就航し、『コスパ旅行地』としての名声を回復した」と話した。