中国の偵察気球、バス3台の大きさ、1万3000キロ飛行…気象観測用とは異なる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.06 07:38
米国の領空で撃墜された中国の気球が偵察用か気象観測用かをめぐり米中の主張が対立している。
米国の気象専門会社ウェザードットコムは米国立気象庁(NWS)が使用する気象観測用気球と撃墜された気球を比較すると3つの点が異なると4日、伝えた。
まず気象観測用は上空に飛ばすと幅が6メートル程度まで膨張するが、中国の気球は約36メートル(スクールバス3台分の大きさ)だった。また気象観測用は約2時間・最大200キロほど飛行するが、中国の気球は8日以上・1万3000キロを飛行した。また、気象観測用は温度・気圧・湿度などを測定するために電波を利用する気象観測機器ラジオゾンデを搭載するが、中国の気球には高解像度カメラやソーラーパネルなどがあった。