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「ロシア、子どもを拉致してポルノ業者に売り飛ばした」 ウクライナが告発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.03 16:04
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ロシアがウクライナから子どもを拉致してポルノ物製作者に売り飛ばしているという外信が報じた。ロシア軍が犯した「戦争犯罪」に対して処罰をすべきだという声が高まっている中で出てきた告発だ。

AFP通信によると、ウクライナ議会のドミトロ・ルビネッツ人権委員は2日(現地時間)、「ロシア人がウクライナの子どもを連れ去り児童ポルノを作っている」と主張した。テレグラムチャネルを通じて伝えた。

 
ルビネッツ委員が証拠に挙げたのはロシアのポルノ製作者の対話が収められたメッセンジャーアプリ(WhatsApp)の抜粋だ。ロシア人2人が児童ポルノ物の撮影について相談しているこの会話には「子どもをウクライナの保育園から連れてきた。親戚もいない」「映像の注文が数件入ってきた」などの内容が含まれている。「今回が初めてではない」という言葉もあった。この会話に登場した子どもは7~8歳と推定されるとAFP通信は伝えた。

ルビネッツ委員は「ロシア人がこの子どもをポルノ製作者に渡して要求したお金は25万ルーブル(約45万円)」としながら「子どもをこっそりと拉致して殺害して強姦することが今日の世界で一体どのようにしたら可能か」と怒りを表わした。同時にウクライナ警察に犯罪者の処罰を要求する方針だと付け加えた。

昨年2月に戦争が始まってから、ロシアがウクライナから拉致した未成年者は1万3000人を超えるものと推定される。数万人に達するという報道も一部ではある。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は戦争が始まってから先月まで民間人死亡者が7000人を超えたとし、子どもの拉致などロシア軍の民間人を対象とした犯罪がますます深刻化していると明らかにした。

一方、この日欧州安全保障協力機構(OSCE)ではウクライナの子どもたちの権利を保護する方案を至急用意しなければならないという内容の声明が発表された。戦争がウクライナの子どもたちに長期的に非常に悪い影響を与えるのではないかという憂慮からだ。

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