韓国の外交・安保トップに「ウクライナ戦争」強調したNATO…兵器支援要請か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.31 06:59
韓国を訪問している北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務局長が外交・安保のトップと会った席で、ロシアのウクライナ侵攻と北朝鮮の挑発を相次いで取り上げた。NATOに対する韓国の強い連帯を要請しながら遠回しにウクライナに対する兵器支援を要請したものという解釈が出ている。
韓国国防部は30日、ストルテンベルグ事務局長が李鍾燮(イ・ジョンソプ)長官と会った席で「韓国がウクライナに対する支援を通じて欧州の平和と安定に寄与してきているという点を高く評価した」と明らかにした。ストルテンベルグ事務局長はまた「北朝鮮の核兵器開発とミサイル挑発は国連安全保障理事会決議違反であり、国際社会平和に対する重大な脅威。NATOは韓半島(朝鮮半島)の平和に向けた韓国政府の努力を続けて支持する」とも話した。