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「白骨遺体」の母親と2年同居…だれも気付かなかった=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.15 11:33
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「遺体にふとんがかぶされていたが腐敗が激しくふとんがはがれなかった」。

11日夜、仁川(インチョン)市内のマンションで白骨状態の遺体を発見した消防関係者の言葉だ。警察と消防はこの日午後10時20分ごろ、78歳の女性宅の玄関ドアをこじ開けた。「母親と連絡がつかず家に来たが、一緒に暮らす3番目の姉がドアを開けてくれない」と女性の4番目の娘が通報したのに伴った措置だった。家の中では女性の遺体がふとんに覆われているのが見つかった。警察は3番目の娘の40代の女が書いたと推定されるノートも発見したが「2020年8月に母が死亡した」という内容が書かれていたという。しかし遺体のそばでほおづえを突いて座っていた女は黙っていたという。12日午前7時20分ごろ警察は死体遺棄容疑で女を緊急逮捕した。だれも知らなかった「母親の遺体との同居」が2年余りぶりに世に明らかになった瞬間だった。

 
死亡した女性は娘4人、息子2人を持つ母親だった。1970年代まで忠清北道忠州市(チュンチョンブクド・チュンジュシ)で暮らしていた彼女は少なくとも8回住所を移していたことがわかった。40年以上にわたり京畿道(キョンギド)富川市(プチョンシ)、仁川西区、仁川南洞区(ナムドング)、仁川弥鄒忽区(ミチュホルグ)、京畿道烏山市(オサンシ)などを行き来したが、夫が死亡した2000年以降の引っ越しが多かった。2000年代中盤からは子どもらと離れて住んでいたと推定される。2011年5月に基礎生活保障受給者に指定されたが長くは続かなかった。2013年9月に自治体の所得財産調査で女性の子どもの中で基準以上の所得が発生したことが確認され需給対象から除外された。自治体関係者は「一緒に住んでいないが、子どもに扶養能力があるという点が認められ基礎生活保障受給者から脱落したものと承知している」と話した。

2016年9月に単独で生計を立てていた女性に同居人ができた。未婚だった3番目の娘とともに仁川南洞区のマンションに家を求めた。体調が悪い女性は主に家におり、娘はこれといった仕事もなく時々アルバイトをしていたという。隣人らはこの母娘の暮らし向きは楽ではないが仲は良かったと記憶していた。50代の住民Bさんは「娘が足の悪い母親と散歩したり買い物をしに行くのをたびたび見かけた。娘は『母は住民登録より実際の年齢が高い』と話していた」と話した。彼女は「娘が人見知りで話をするのが苦手だったためか近所との交流は少なかった。引っ越しも2人で業者を呼んでした。親戚や友達が訪ねてくるのを見たことはない」という。6人の兄弟姉妹は性格の違いなどから仲は良くなく行き来は少なかったという。

2020年に新型コロナウイルスが流行し、母娘は社会とさらに遠ざかった。娘が単独で外出する姿が目撃されたが不思議に思う住民はなかった。50代の住民Cさんは「いつからかおばあさんを見かけなくなったが、普段交流がなく尋ねなかった」と話した。自治体も異常兆候を感知できなかった。昨年11月に調査員が住民登録事実調査のため女性宅を訪ねたが、娘はドアを開けなかった。代わりに電話で答えたが娘は調査員に「母が死んだ」と打ち明けたという。調査員は「それなら死亡届を出しなさい」と答えたが、娘の話を管轄の行政福祉センターに伝えなかった。自治体関係者は「死亡届が出されておらず、追加措置はなかったものと把握された」と話した。死亡届が出されていないため女性に対する基礎年金は1カ月に約30万ウォンずつ支給され続けた。

◇年金打ち切り恐れ死亡届出さなかったか

警察の取り調べに沈黙した女は12日夕方、「母が死亡する前に病気を患っていた。母に出ている年金が打ち切られるかと思い死亡届を出さなかった」と陳述した。女性の死亡時期や死因は国立科学捜査研究院の精密検査を経て明らかになる見通しだ。13日午後に仁川地裁令状実質審査法廷前に立った女は「母親はなぜ死亡したのか。死亡届はなぜ出さなかったのか」という取材陣の質問には答えなかった。仁川地裁はこの日午後「逃亡の恐れがある」として女に対する拘束令状を発行した。

警察は女が母親の携帯電話を使った事実は確認したが、現在まで母親が生きているように装った状況はないものとみている。女は母親名義の携帯電話料金も延滞なく納付していたという。ただ女が故意に死亡届を出さず先月まで女性の基礎年金を受領していたとみられるだけに追加の容疑適用を検討している。警察関係者は「死因が特定されていないだけにさまざまな可能性を念頭に捜査する。女性の診療記録などを確認して持病があったのかなども確認する予定だ」と話した。

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    「白骨遺体」の母親と2年同居…だれも気付かなかった=韓国

    2023.01.15 11:33
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    12日午後、仁川市の女性の自宅前に立ち入りを禁止するテープが貼られている。シム・ソクヨン記者
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