徐薫元大統領府安保室長、北朝鮮が韓国公務員救助しないこと知りながらも帰宅
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.10 14:56
西海(ソヘ、黄海)公務員殺害事件当時、韓国の徐薫(ソ・フン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保室長が故イ・テジュンさんが北朝鮮側に救助されたかどうかなど進行状況に対する確認もせずに当時帰宅していたことが分かった。
ソウル中央地検公共捜査1部(部長イ・ヒドン)は先月9日、徐氏を拘束起訴してこのような犯罪容疑を控訴状で指摘した。控訴状によると、徐氏は2020年9月22日午後7時、故イ・テジュンさんが南側の人であることを認知した北朝鮮関係者が実際にイさんを救助したかどうかなど事件進行状況に対する追加で確認することなくそのまま帰宅した。
徐氏は海洋警察と海洋水産部に「行方不明になったイさんが北朝鮮海域で見つかった」と報告させながらも「『保安事項』と指示してこのような事実が救助担当者には伝わらないようにした」と検察は明らかにした。