各社が減産するのにサムスンは「NO」…チキンゲームになるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.10 08:35
減らすのか耐えるのか。消費萎縮で振るわない業績を示した半導体企業の計算が複雑になっている。「リベンジ消費」が停滞し、コロナ禍とともに好況を享受していた半導体業界に寒波が押し寄せている。昨年韓国30大主要上場企業の在庫資産は7-9月期基準で180兆ウォンを超え過去最大だ。それだけ半導体在庫も増えた。減産や投資縮小でリスクを減らすのか、果敢な「コーナリング追い越し戦略」で市場を先取りするのかが悩みだ。
収益性も急激に落ちた。サムスン電子は速報値で昨年の年間売り上げが301兆7000億ウォンとなり前年より7.9%上昇したが、営業利益は43兆3000億ウォンで16%減少した。初めての売り上げ300兆ウォン突破だが儲かる商売はできなかったという意味だ。一時10万ウォン台を見据えていたサムスン電子の株価も9日現在6万700ウォンで取引中だ。