960キロ離れたモスクワ狙う、ロシア爆撃機を消すウクライナの「秘密武器」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.28 08:22
開戦から10カ月が過ぎたウクライナ戦争で無人機(ドローン)が核心「非対称戦力(相手の対応が難しい武器)」に浮上している。ウクライナはドローンを活用して数百キロ離れたロシアの軍事基地を相次いで打撃し、ロシアの長距離ミサイル空襲を阻止している。ロシアも不足するミサイルの代わりに自爆ドローンでウクライナの民間施設を攻撃している。
今月に入ってウクライナはロシア領土内の軍事基地を狙った長距離攻撃をしている。攻撃手段はドローンだ。26日、ウクライナの国境から約500キロ離れたロシア南部サラトフ州エンゲリス空軍基地には、ウクライナが送ったと推定されるドローンによる攻撃でロシア軍3人が死亡した。5、6日にもエンゲリス基地をはじめ、ロシア西部リャジャン州ディアギレボ空軍基地、ウクライナと隣接したクルスク州ボストーチヌイ飛行場などにウクライナ側のドローンによる空襲で死傷者が発生した。