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「虫酸が走る中国人」…韓国留学生、ドイツで無差別暴行

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.28 06:58
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ドイツ・ライン川沿いにあるデュースブルクの市内で、韓国人20代留学生が白昼に身元不明の男性2人から人種差別的な侮辱と攻撃、暴行を受けた。現在、現地警察が捜査している。

28日、韓国メディア「聯合ニュース」によると、クリスマスイブだった24日(現地時間)午後1時ごろ、デュースブルク市内の住宅街で留学生のハさん(29)に男性2人が近づき、「虫唾が走る中国人」「中国人を皆殺しにする」など、アジア人嫌悪を表わす人種差別的な言葉を浴びせて顔などに暴行を加えた。

 
ハさんが通行人に助けを求めると、通報を受けた警察が出動し、2人の男性は逃走した。

ハさんは27日、聯合ニュースの電話取材に対して「子犬を連れて家の前に散歩をしようと外に出たが、突然男性2人が近づいてきて東洋人に対する嫌悪発言を浴びせながら顔などに暴力を振るった」としながら「子犬を守るために強く抱きしめていると拳の洗礼を受けて左目と頭のところをけがした。とても悔しくて腹が立つ」と話した。

続いて「留学生に対して日常的にこのようなことが起きるのが問題」としながら「殺害脅迫まで受けたが、これ以上被害者が出ないように加害者を捕まえて処罰してほしい」とした。

ハさんは捕まえてほしいと要請したにも関わらず、ドイツ警察が逃走した男性たちを追わずに中途半端な行動を取ったと主張した。

デュースブルク警察は聯合ニュースに「韓国国籍者関連の事件が入り、保安隊が捜査を行っている」としながら「傷害と侮辱に加えて人種差別主義の容疑もあって保安隊に引き継いだ」と説明した。

在ドイツ韓国大使館側はデュースブルクと管轄ノルトライン・ウェストファーレン州警察に対し、該当警察官の不十分な行動を厳しく抗議し、捜査を迅速に進めて犯人を捕まえるよう要請する書簡を送ったと明らかにした。

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