中国のコロナ死亡者集計が論争に…「肺炎・呼吸不全だけ認定」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.23 08:56
中国の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の死亡者集計基準が論争を呼んでいる。世界保健機関(WHO)も21日(現地時間)、懸念を表明した。中国当局は20日、新型コロナによる肺炎と呼吸不全で死亡した場合だけ「新型コロナ死亡」に分類すると明らかにした。新型コロナにかかって心・脳血管疾患、心筋梗塞などの基底疾患が悪化して亡くなった場合は新型コロナの死亡者として認定しないとした。
実際、中国当局はこの計算法に基づいて21日の中国内新型コロナ死亡者が「ゼロ(0)」だと明らかにした。その前日である20日には北京で5人が新型コロナで死亡したと伝えた。しかし外信によると、このような中国当局の発表とは違って、北京の火葬場は24時間稼働中だ。ある目撃者はこの日ロイター通信に「北京東郊火葬場の外の駐車場が満車になり、約40台の霊柩車が進入するために並んでいるのを見た」と話した。