コロナ封鎖の風船効果? マラリアなど「後進国型疾病」が北朝鮮を襲う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.09 15:51
昨年、北朝鮮で代表的な後進国型疾病であるマラリア発症件数が急激に増加したことが分かった。これによって境界地域の住民に対する防疫対策が必要なのではないかとの懸念が出ている。マラリアは熱源虫に感染した蚊を媒介して伝播する特性を持っているためだ。
9日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、世界保健機関(WHO)は前日公開した「2022世界マラリア報告書(World Malaria Report 2022)」で「昨年北朝鮮内のマラリア発症患者は2357人に達して再び増加傾向を示している」と明らかにした。