何があっても「オンライン面接」は拒否…数億ドル稼いだ開発者は「北工作員」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.09 09:54
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が8日、情報技術(IT)人材を活用して外貨稼ぎをしようとしている北朝鮮の「偽装就職」犯罪に対して警戒令を下した。韓国政府は北朝鮮がこのような犯罪で核・ミサイル開発費だけでなく政権の統治資金を稼いでいるとみている。実際、仮想通貨ハッキング・奪取などサイバー犯罪とIT人材の偽装就職は民生経済を締めつけている対北朝鮮制裁の中でも「キャッシュカウ(Cash cow・収益創出源)」として北朝鮮政権の命を繋いでいると評価されている。
外交部・統一部・国家情報院・警察庁など関係部署・機関はこの日、「北朝鮮IT人材に対する政府合同注意報」共同報道資料を通じて「北朝鮮IT人材は海外各地に滞在して自身の国籍と身分を偽装し、IT分野の求人・求職ウェブサイト等を通して世界の企業から毎年数億ドルに達する外貨を稼いでいる」と説明した。これに先立ち、今年5月に米国も国務省・財務省・連邦捜査局(FBI)等が共同で北朝鮮IT人材の偽装就職に気を付けるよう喚起する内容の注意報を発表した。