批判を正面突破し「日本サッカーの未来」になった森保監督とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.08 17:19
「ベスト16の壁を破れなかったが、新しい景色が見られた」。サッカー日本代表を率いた森保一監督の帰国第一声だ。森保監督は今回のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本の善戦を指揮した功労で日本サッカー協会から追加契約の提案を受けるだろうと日本メディアはこの日一斉に伝えた。日本は当初今大会で「死の組」と呼ばれたグループEに入り苦戦が予想されたが、2勝1敗、グループ1位でベスト16に自力で進出する成果を上げた。1968年生まれの森保監督はミッドフィルダーの選手出身だ。
引退後に指導者の道を歩みJリーグのサンフレッチェ広島を3回優勝させてリーダーシップを認められた。国家代表監督を務めるのは2018年からだ。森保監督はしかし議論を呼ぶ人物でもある。選手の負傷をめぐり「うまく回復するから心配しない」と断言したり、試合結果をめぐっても楽観的なコメントを乱発するという批判を受けてきた。日本国内では「選手を無条件で信じるという形で話して名将のように見せたいのか」という皮肉も受けた。